ある年の7月の裏側

 冬の厳しさから猫を保護して、気が付けば半年がたちました。

 

 いつか出ていってしまうだろうと思いながらも過ごし続けています。ノラとはいえ、自宅周りをうろうろしていましたから、多少は我が家にも愛着があったのでしょう。

 

 

 ただ、一度だけ外に出しましたが、帰ってきません。近くにいた猫を母が連れ戻しました。抱えられて家に戻る途中

 

 「ぅりゃー」「ぅうーー」と、文句をぶつぶつ言い続けていたようです。ですが、家の中に入るとキャットタワーに登って寝そべっていたようで。

 

 ともあれ、猫にとっての「自宅」がここになっていたようですね。