ある年の2月の裏側

野良猫を保護して一か月。あれだけ嫌がっていたから騒ぎ出すかと思っていたのですが、杞憂でした。

 

 

 この年は、とてつもない大雪で的外れな対策を取った県知事に大きな批判が集まりました。それほどの大雪を見て、家に入れて良かったと思えたものでした。

 

 

 最初のころは、落ち着かない様子でしたが、少しずつ人間との生活がなじんできたようでした。ネットや本で調べたので解ってはいましたが、トイレのしつけは全く必要ありませんでした。プラスチック箱に猫砂を入れておけば、何も言わなくてもトイレをそこで済ませていました。

 

 そして、トイレが終われば「ぅにやー。にやー」と知らせてくれました。これはとても珍しいのだそうです。最初は偶然だったのかもしれませんが、「教えてくれたね。頭良いね。」と頭を撫でて片づけました。多分、トイレの後に鳴いていれば褒められると思ったのかもしれません。

 

 トイレのあとはペット用ウェットティッシュで身体をきれいに拭きました。最初は嫌がっていたのですが、拭いてもらうと気持ちが良いのか、「ゴロゴロゴロゴロ・・・・」とのどを鳴らしていまし拭き

 

 

 以前犬を飼っていた我が家に来た初めての猫。猫って手がかからないんだなと感じていました。